基準判定(基準値)について…
各検査の基準値は健康と考えられている多数の人の平均的な検査数値で通常は健康な人の集団の95%の人が入るように設定してあります。したがって健康な人でも5%は基準値から外れ異常値と判定されることになります。つまり集団的傾向から異常値みなされても各個人にとっては病的な意味を持たない可能性があります。したがって検査結果の意味づけには、毎年の健診等で積み上げられた検査データの比較(個人基準値)も必要になります。検査結果をご覧になって、普段からご自身の検査値がどの程度にあるか把握しておくことが健康管理に役立つと思います。*各検査は個々に判定しているわけではなく、それぞれの検査結果を総合的に判定しております。また健康診断の結果で異常がみられなくても自覚症状等がある場合には早急に受診されることをお勧めいたします。
1:異常なし | 今回の検査範囲では異常所見が認められませんでした。 |
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2:軽度異常 | わずかに基準値を外れていますが問題ないものと思われます。 |
3:要経過観察 | 基準値から外れた所見を認めますので経過観察が必要です。 |
4:要治療 | 異常所見を認めますので医療機関を受診して下さい。 |
5:要精密検査 | 異常所見を認めますので医療機関を受けて下さい。 |
6:要治療継続 | 今回の検査結果を主治医にお持ちいただき、治療指導を続けて下さい。 |